降り積もる粉雪の中 静かに足跡残し
家路へと急ぐ人波 窓から見つめている
今日は帰れない ふとよぎる姿
家で待っている 君とキャンドル
時間だけがゆっくり過ぎていく
終われない仕事(こと)だけがのしかかる
白くなるガラス窓 ふと覗けば
羽広げ 赤い天使が一人 舞い降りてくる
にこやかに笑う天使は そっと手を伸ばしてきて
僕の手に触れた瞬間 疲れを癒してゆく
すべて忘れてその先にあった
幸せを掴むため 生きている・・・
降り頻(しき)る粉雪が 風に舞って
ふと我に返った僕の顔に 冷たくかかる
鈴の音を遠く聴いて 家路に着く
頼りない僕を待ってくれている 人達の元へ
lyrics and music:S.Fujita
Vocal:Kaito