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ダンクーガは名作?

「獣装機攻ダンクーガ ノヴァ」という新番組がはじまるという記事をネット上で見て、「超獣機神ダンクーガ」というアニメを思い出しました。このアニメは小学校のころやっていて、当時最初の2回と途中1回ぐらいは見た記憶があるのですが、結局どういうストーリか全然覚えていませんでした。YAHOO動画で無料で配信していたので、勢いに任せて全話を視聴してしまいました。改めて思うと、このアニメは当時としては切り口が斬新で、パイロットが乗るそれぞれ4つのマシーンが戦闘機・戦車から動物・人間型ロボットに変形し、さらに合体してロボットになるという設定、それから、それぞれのマシーンに乗るパイロットの個性・主張(特に主人公は名前がほとんど自分の本名に近いので、感情移入しやすかった)が強い、というところが印象に残りました。話の初めに地球人の教官が裏切って敵の宇宙人の幹部になったり、その幹部と付き合っていた女性パイロットの一人が最初は一緒に裏切ろうと考えていたり、敵の幹部が普通なら失敗続きで王道的展開であれば処刑されるところ、親玉が温情を与え左遷させるだけにとどめるとか、主人公がゲリラ活動に疑問を持ち始めると長官がビンタを連発するなど、妙に人間くさいところが良かったりします。主題歌は当時の王道であった、歌詞の最後にマシーン名を入れたり連呼するパターンではなく、ストーリの流れと関係のないアイドルの歌を持ってきたりするところも今風で良いですね。