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SML(Soundius Music Laboratory) 今後の予定

今年中に宣言どおり2作目のアルバムをリリースすることができ、正直ほっとしている心境です。
1作目のアルバムをリリースする時、既に2作目のアルバムの構想が(題名もそうですが、収録曲の選曲についても含めて)出来ていました。にもかかわらず、その後、音楽制作活動以外の活動を優先させてしまったため、1作目の1~2年後には2作目をリリースできるかと思っていたところ、1作目のリリースから6年半も経ってしまいました。
ブログには敢えて書いていなかったのですが、1作目から2作目の間に、某音楽事務所と契約して楽曲提供もどきのことをやっておりました。その音楽事務所は自分が入って半年後か一年位経ったときに忽然と連絡を絶ち、今ではweb上にサイトすらなくなってしまったので、もうその事務所とは関係が切れているという認識をしております。

…前置きは長くなってしまいましたが、今後のSMLの活動予定(あくまで予定)を以下に記載します。SMLとしては楽曲の制作・提供を継続しつつ、徐々にSMLの名前自体を浸透させるような活動が出来ればと考えています。
・1作目「Remarks One」のボーカロイド化と再リリース。
 自ら取っていたボーカルをボーカロイドに置き換えて、かつ、リリース当時詞がついていなかった2曲に歌詞を付ける予定です。既に作業には着手しており、来年10月を目処に完了する予定です。ただ、現段階ではどのレベルまでリリースするかは決まっていません。最低限、web上での試聴版(無償)公開・ダウンロード版(有償)でのリリースを考えていますが、状況によっては、アルバムCD自体の再リリースも考えたいと思います。
・3作目アルバムのリリース(とその前フリ)
 再来年10月に女性ボーカロイドを前提としたアルバムをリリースしようと考えています。その前段階として、収録予定曲のうち2~3曲をマキシシングルとしてCD化しようと考えております。マキシシングルのリリース時期は遅くとも来年秋のM3を目標にしております。
・イベント参加
 来年5月のM3参加については現時点未定です。5月末に京都にて音系同人即売会が開催される予定なので、そちらには参加するかもしれません。

「Remarks Two」委託販売開始

10/31発表アルバム「Remarks Two」ですが、同人ショップ「とらのあな」での委託販売を開始しました。
*以下URLは「とらのあな」へリンクしております。

http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/24/73/040010247318.html

なお、「とらのあな」以外への委託販売も予定しております。詳細が決まりましたら改めて連絡します。

M3 26th 参加

大分寒くなってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

本日、東京流通センター@東京都大田区にて開催されたM3というイベントに参加してきました。このイベントは自主制作したCDやDVDを販売する即売会です。べんさむは今回6年半ぶりの即売会参加になります。

昨日雨風のひどい台風でしたので、寒くなるかと思ってカイロまで用意しましたが、カイロは結局使用しなくても大丈夫でした。暖かいお茶を持っていったので、そちらで暖をとるようにしていました。

一番下にディスプレイの画像をアップしました。周りを見渡してみると自分のところはちょっとクロースが短いとか、サークルロゴが少し小さいと思ったりしました。ほぼ6年前と似たようなディスプレイです。次回出るときは見栄えをもう少し華やかにしたいと思いました。久しぶりに色々なサークルと交流が出来て楽しかったです。

今回販売したアルバムCD「Remarks Two」については、幾つかのWebショップに販売を委託する予定です。委託販売の手続きが完了したら改めてこの場で連絡をしたいと思います。

20101031_m3disp

イベント「M3」参加詳細

暑い夏からようやく少しづつ開放されそうになってきました。

イベント「M3」での配置スペースとアルバム収録曲についてお知らせです。

イベント「M3」の開催日時と場所は下記のとおりです。
2010年10月31日(日)  東京流通センター(TRC) 第2展示場
(東京都大田区平和島)

参加サークル名は「SML」となります。配置スペースは 2階オ043 です。若干狭いかもしれませんがご容赦ください。
会場への案内、配置スペースの詳細については以下のサイトを参照してください。

http://www.m3net.jp/

アルバム名と収録曲は以下のとおりです。

アルバム名:「Remarks Two」

収録曲名:
 1. Monochrome Venus
 2. Congratulation Forever
 3. Andromeda
 4. Shanghai Love Song (上海恋歌)
 5. Loving All Over Again
 6. Drive Away ~未来への旅路~
 7. Heartful Operation
 8. 夕焼けに沈む野原
 9. Change of the Seasons
 10. Faraway
 11. Day By Day
 12. Morning Message
*全曲ボーカロイド(kaito,hatsune miku)による歌モノのオリジナル楽曲

頒布価格は1000円~2000円の間を予定しております。
イベント終了後には別途ショップ等での委託販売を実施しようと考えております。

現在は小規模なアレンジの手直しとマスタリング作業を同時並行で実施しております。
10月に入ったところで試聴版をwebにアップする予定です。

2010年2月 近況報告(音楽活動宣伝)

昨日誕生日を迎えました。年々身体が弱くなっていると感じ、何とか頑張らねばと孤軍奮闘しております。
最近は音楽制作活動をぼちぼち再開しております。 ヴォーカロイドを使って、古い楽曲の再アレンジをしてmuzieというサイトにアップする活動をしばらく続けようと思います。古い楽曲といっても作曲したのが10年ぐらい前の時点で、かつ、web上に一切アップしていない曲なので、皆さんのお耳に触れるのは初めてになるかと思います。当時はカセットテープに録音していたものを、midiデータが残っているものと合わせながら現在持っている機材を利用して制作しているので、当時よりは良い作品になっているのではないかと思います。
muzieにアップされている曲がまもなく50曲近くになっているので、どの曲を聴いたら良いか迷っている方も多いと思います。作った本人としては全部聴いて欲しいのが願いではありますが、以下にジャンルとお勧めの曲名を掲載しておきます。*最近muzieでは過去アップロードされた曲が聴けない不具合が発生しているみたいで少々気がかりではありますが…。
・ハウスっぽいポップ
For your Smile..(ヴォーカロイドMIKU)
・ロック
Distorted Blue
・バラード
Andromeda(ヴォーカロイドKAITO)
・シャッフル系
Leave my Loneliness
・テクノ系インスト
EinSchuld
<リンク先(muzie)>
http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a012369

最近はまっている曲

全てアニメ関連の曲ですが、最近こんな曲にはまっています。

陽春のパッセージ(アイドル天使ようこそようこ Opening;1990年)
 アニメで流れているOpeningのAメロは途中で切って繋げてあります。 
 詞の意味を完全に理解しようと思ったらフルコーラス版を聴くのをお勧めします。
 イントロはadd9thのコードで攻めてきます。
 Aメロがサビか?と思えるような構成で作られていて面白いです。
 コード進行にさりげなく7thを散りばめていますね~。
 サビの歌詞は心憎いぐらい聴いていて恥ずかしいけど作詞者のセンスには脱帽です。

Loveさりげなく(魔法の天使クリーミーマミ 2ndEnding;1984年)
 イントロのシンセベースにはまりました。
 1984年早々にあんなアレンジが出来るっていうのは神がかり的。
 B’zの松本孝弘がギターで参加していたらしい、というのはすごい。
 (当時20歳いっていないんじゃないか…?)
 クリーミーマミって(魔法少女で)アイドルっぽいイメージですけど、
 見事にそのイメージを崩してくれてます。

星屑のイノセンス(アニメ三銃士 イメージソング;1987年)
 伊藤かずえ歌、小室哲哉作曲です。
 小室節全開の曲です。AメロBメロは静かに(?)ドラムで決めて、
 サビに向かって段々と盛り上がっていきます。
 パットの音も幻想的な雰囲気を出してますねぇ。
 シンセブラスも明るめの音です。
 その他のシンセ音含めて、FM音源丸出しなんじゃないでしょうか?

作曲を始めたきっかけ(2)

前回は私が作曲を始める下地のようなことを書いたのですが、今回は作曲を始めてから高校卒業の頃までのことを振り返ろうと思います。
中学校の頃、ザ・ベストテンという歌番組を当時毎週のように見ていたのですが、夜のスポットライトという、未だベストテンに入らない歌手の紹介をしていたところで、TMネットワークを初めて目にしました。とにかく、出で立ちから楽曲まで何もかも衝撃的でした。演奏にシンセサイザーとコンピュータを使用していたのを、テレビの画像でまざまざと見せ付けられたのがとにかく印象的だったのです。当時ほとんど無名に近かった小室哲哉という人が作曲をしていたというところも、「ピアノは女の子がやるものだ、男が音楽をやるイメージではない」という既成概念を壊すのに十分でした。正直、小さい頃にピアノを習う勧めを断ったことを後悔しました。でも、コンピュータさえあれば作曲が出来ることが分かったので、今からでも遅くないと救いになる瞬間でもありました。そこで、ピアノの勉強とコンピュータの勉強を始めようと思いました。
妹がピアノを習っていたのでピアノは家にありましたし、古い楽譜やテキストも残っていたので、独学でピアノを勉強し始めました。人前に出て演奏する目的よりも作曲をする目的の方が強かったので、ピアノの勉強という意味ではバイエルより毛の生えた程度で止めています。コンピュータを使い始めたのも実はこの頃からです。中学校の当時の教師がワープロを使っていたことがきっかけで、コンピュータに詳しいクラスメートと友達になり、字が汚い弱点を補えるとか、いろんなことが出来るという目論見で、お年玉と親の援助でパソコンを購入しました。当時、シーケンスソフトを持っていなかったので、プログラミング言語「BASIC」を使ってビートルズの「Let It Be」の自動演奏プログラムを作った記憶が残っています。
高校に入ってから、YAMAHAの「EOS YS200」というシンセサイザーを購入し、作曲を本格的に始めました。TMネットワークのバンド譜を購入し、既存曲のアレンジ研究を始めたのもこの頃です。シーケンスソフトやパソコンとシンセサイザーを接続するMIDIインターフェイスは持っていなかったので、曲を作って保存する、ということはやっていませんでした。また、購入したシンセサイザーは音色がそんなに多くなく、音色の作成も非常に難しかったこともあり、作曲に熱を入れられる状況でもありませんでした。
ここまでの書きぶりからは、中学校・高校の頃は音楽一辺倒であるようにも見えるのですが、実際はそうではありませんでした。当時は弁護士になりたいとも思っていたので、中学校の頃は地域の一番の進学校に入ろうと学校の勉強や塾通いも着実にこなし、小学校時代から続いていたボーイスカウト活動もずっと続けていました。高校は実際に地域一番の進学校に入学することが出来ました。高校の頃は部活動をしていた訳ではなかったのですが、中学校の時は陸上部に在籍し、(成績はともかく)駅伝大会にも出場したこともあります。
ここまでは順風満帆のように見えますが、あれこれ手をつけすぎたせいか、戦略を誤ったせいだと後からは自分ではそう思っていますが、大学入試の時に挫折をしております。一浪しましたが、結局志望校には受からず、滑り止めの大学に入学しました。その時、初めて東京に上京してきました。(つづく)