(その3からの続き)
概ね1時間近く距離にして23キロほど立山高原バスで高原地帯を下り、立山ケーブルカーの美女平駅に到着しました。立山高原バスで高原地帯を下っている間の高原植物に恵まれた珍しい高原の景色が見られる…はずだったのですが、高原地帯を下っている間小雨が降っており周りが霧模様でしたので、遠くまで見通せることが出来ませんでした。途中のバス停でバスを降りることも可能で、バスを降りた先にはトレッキングの拠点となる宿泊施設があったりするのですが、これら途中のバス停から高原バスに乗るためには宿泊施設からの予約が必要だそうです。本当は途中の景色を写真に収めたかったのですが…。
当日観光客で混雑していたこともあって、美女平駅で1時間近く待たされて立山ケーブルカーに乗ることになりました。高原バスに乗車する前に立山室堂駅でケーブルカーの整理券を渡されていて、美女平駅では整理券に記載された番号の順番にケーブルカーの乗車を案内されるという方式でした。標高970メートル近くから標高480メートルほどにある立山駅まで距離にして1.3キロを一気に降りていきます。
立山駅でケーブルカーから富山地方鉄道に乗り換えです。ケーブルカーを降りたらすぐに富山行きの特急が出るアナウンスが流れてきましたので、慌てて乗車しました。途中までは沢沿いを下っていく感じで、下り切ると平野部を駆け抜けていきます。特急券は車内で210円で購入しました。最初500円位かかるのかと思っていましたので、少しほっとしました。
終着駅の電鉄富山駅に到着しました。到着したのは6時前でした。写真に写っているのは電鉄富山駅の隣にあるJR・あいの風とやま鉄道の富山駅です。実家のある金沢には新幹線で30分もかからずに行くことが出来ますが、特急料金も含めて3000円以上もしたので、あいの風とやま鉄道で普通列車に乗って金沢に向かいました…。普通列車の場合、富山から金沢まで大体1時間ぐらいです。
夏場に実家に帰省する機会は今後何回もあるかと思いますので、今度は天気の良い日に立山黒部アルペンルートを通ってみたいです。時間が出来たら、夏場の立山の高原地帯をゆっくりと散策してみたいです。(おしまい)