旅行・地域」カテゴリーアーカイブ

東京上野編(かなり前になりますが)

1881920668_991881920668_69

先日、実家から母親が来たので、東京見物をしてきました。今年は渋谷と上野に行ってきました。
東京在住という割に、自主的に行くとしたら新宿・秋葉原とか多摩センター周辺程度しか行くことががないので、お決まりのところではなくてちょうど良かったです。

渋谷は地下鉄銀座線やら東急の渋谷駅やらが工事をしている中、ヒカリエに行ってきました。上の階でTV人形劇の三国志や平家物語で使われた人形が展示してあったので、それをサラっと見てきました。皆様中々精悍な顔つきをしていておりました…。

上野では、ツタンカーメン展を開催していることまでは知っていたのですが、入館料が休日で3,000円と高く整理券まで配っていて並ばないと入れない状況であったことと、金色のマスクが展示されていない模様とのことだったので、ツタンカーメン展は諦めました。その代わり、その半額の1,500円で入れる「中国王朝の至宝」展@東京国立博物館に行ってきました。
中国は殷王朝の前に夏王朝という時代があったそうで、その時代と思われる出土品が一番古い時代の出土品として展示されていました。その当時は、占いのために征服した場所から人を連れてきては生贄にしていたそうで、首がない骸骨とか体の一部分の骨が出土されていたみたいでした。
人を人として大切にする感覚がなかったんでしょうねぇ(身内は身内として大切にするが、よその人はもう既に「人」とみなしていなかったとか…色々推測できますね)。
その後、時代が下って秦王朝ぐらいになると、占いのために人を生贄にするということはなくなったようです。知っている方は知っているとは思うのですが、秦の始皇帝の陵では、自分の柩の周りに、人間ではなくて代わりに武官やら文官やらお付きの人たちの人形を埋めたようです。簡単に人を生贄にしなくなった分、少しはマシになったのでしょうか…。

博物館の入場券(半ば証拠)と、館内で売っていたガチャガチャから出てきた人形の写真を掲載します。この人形が、まさに秦の始皇帝陵から出土されてきた人形のレプリカになります。